小副川工務店の建築仕様について

お客様のマイホーム計画にとって建築施工会社の選択は最も重要であり、最もご判断に迷うところかと思います。当社の「家造り」に対しての考え方と取り組みをご理解頂き、ご選択の参考として頂ければ幸いでございます。


基本性能や躯体構造を重視した施工 耐震性や耐久性、安全性を犠牲にしたコストダウンは致しません

見た目には分かりやすいオプション的装備(キッチン食器洗浄乾燥機やジェットバスや床暖房など)を標準仕様に取り入れることで豪華さを強調し、その穴埋めコストダウンのために見た目には分かりづらい躯体構造材(柱や梁、筋交いや構造金具、基礎鉄筋など)や基本性能に係る部分(断熱材やシックハウス対策など)の品質を犠牲にしている建設会社が多数存在します。
(過去問題になったマンションの構造計算書偽造による鉄筋減量の問題などもその一つです)
当社では創業よりお客様との共有意識を大切にし、本来求められるべき構造強度や基本性能を最重視し、それを犠牲するような無理なコストダウンは致しません。
安心に快適に暮らすことの出来る住まい造りを追求しています。

お客様の個性・感性を大切に心を込めて施工いたします

大手・中堅ハウスメーカーや棟数実績第一主義のビルダーは施工側の都合でお客様の家を型にはめて施工したがるものです。
当社はお客様第一主義をモットーに、自由な発想・個性を生かした住宅の施工を心掛けております。
長年培ってきた伝統技術と先進技術で基本構造を重視しつつ、専属設計士デザイナーと共にお客様のこだわりを形にして参ります。

自由度の高さ 選択肢の広さ 豊富な商品知識

多様化するお客様のニーズにお答えする為にセットプラン仕様でのご提案にも標準仕様で豊富な選択肢をご用意致しております。
年々進化し続ける建築建材・住宅設備に関しての豊富な商品知識で的確な商品選択に関するアドバイスをさせて頂きます。
当社ではお客様が商品選択をされるにあたり、メリットだけを強調した偏ったご説明は致しません。
デメリットがあればそれも含め、誠実な商品説明のもと正しいご認識によるご選択を頂けるようアドバイスさせていただきます。

伝統技術と先進技術で確かな施工

近年の工業技術の発達により器械に頼った施工が増えていく弊害として大工ほか職方の技術力の低下が目立ちます。
殆どの建設会社が一般住宅に関しては、柱や梁など木質構造材料の裁断を「プレカット」と言われる工場での材料裁断に頼っています。
プレカットのメリットとしては器械による裁断の精密さが上げられますが、器械での流れ作業の為、木の目やくせを考慮した材料の振り分けなどは一切行われません。
一方で木の目やくせを読み適材適所に振り分けたり方向や配置を考えながら大工が材料裁断をしていくのが「手きざみ」と言われる従来からの手法です。
この手きざみという大工に最も必要な技術がプレカットに頼る施工により失われていっております。
(プレカット施工のみ対応の会社は技術的に手きざみが出来ない技術力の低い大工が多数を占めています)
無垢の大きな寸法の構造木材を多用する本格和風住宅・数寄屋造りなどは木の目やくせを考慮しながらの構造材選択が重要視される為、プレカットによる手法は不向きと言われます。
洋風建築においても構造材をプレカットで施工しても内部造作に関わる木工事は器械でなく大工が行うものであり、ここにおいて「手きざみ」の技術を備えている大工と「手きざみ」の技術を備えていない大工が施工するのでは、仕上がりに大きな差が生まれてしまうのが実情です。当社の大工はもちろん全員が手きざみによる施工技術を備えている経験・実績豊富な大工です。
お客様のご選択で手きざみのご要望があれば手きざみでの施工を致します。プレカットが良いというお客様はプレカットでの施工も致します。
施工方法もお客様のご判断で選択できるのが当社の特徴です。
また、月に一度の職方会議では新しい建材や住設機器などの商品知識の習得や適切な施工法の確認講習などを行い、より高いレベルでの商品提供が出来るよう取り組んでいます。